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自然発生的にイノベーションが発生することは望ましい。しかし、環境破壊、パンデミック、戦争など、私たちの身近まで危機的な状況は押し寄せている。不確実性が高く、予測困難な状況下で、イノベーションを創出すると共に資本投入サイクルを回し、労働生産性を高めることは、日本の潜在的GDP成長率を高めるに違いない。なぜなら、潜在的GDP成長率の変数はそれしかないからだ。貧富の格差も少子高齢化もひとつの要素でしかなく、バブル崩壊は時代背景でしかない。教育や金融政策の話にすり替えず、日本経済の成長に真っ向から挑まなければ、この国の退廃は続く。投資家、従業員、地域社会、経営者、顧客、サプライヤーなどステークホルダーが多様化しているが、最大のステークホルダーは未来ではないか。多くの企業、大学、スタートアップ、自治体に、このオープンイノベーションの仕組みを活用いただくことで、プラットフォーム資産は価値を大きくなる。もはや自然発生的に、そして持続的に。